皆さんは、旅行のさい「地球の歩き方」を使っているだろうか? そう、例の海外の観光地で日本人が立ち止まって行き先などを確認しているあれである。一方、欧米人の多くは「地球の歩き方」ではなく「Lonly Planet」で確認している。 英語圏で最も人気のある旅行ガイドブックだ。
 

「地球の歩き方」には、かなり辺境の小さな町や村への行き方まで、──もしかしたら地元民に聞くよりよっぽど正確な情報が書いてあり、「よくもまあここまで調べたなあ」といつも本当に関心してしまう。

 私も、これまで少なく見積もっても20冊以上の地球の歩き方を買ってきたと思う。ダイヤモンド社のいいお客さんかもしれない。しかし不満に思っていたこともある。ずばり、電子書籍化が遅かった。一つの国に行くにも紙の本は重い。複数の国へ行くなら尚更だ。そもそも世界一周などするバックパッカーは、全部の国の分を持ち歩けない。

 

遅いと言ったが、では何と比べているか?と言うと先ほども述べた「LonlyPlanet」である。「Lonly Planet」は何年からかは知らないが随分前から電子書籍を売っていた。

 

ところがだ。そんな風に「遅い、遅い」と思っていたら、正確にいつ始まっていたのか知らないが、去年あたりから地球の歩き方の一部の国の電子書籍版が見かけ始めた。今年、またダイヤモンド社のホームページで検索してみたらかなりの国々の電子書籍版が出ていた。やった!

 
ところでLonely Planetの電子書籍は紙の本ではできなかった「一冊の本のバラ売り」を早くからはじめていた。どういうことかと言うと、例えば、タイのチェンマイにだけ旅行するのであっても、紙の書籍だったらThailandで一冊の本を買うしかない。しかし電子書籍であれば、その中のチャプター"Chiang Mie Providence" と全般情報である"Understand Thailand &Suvaval Guide"だけ買えば、十ドル以下で済むしチェンマイしか旅行しないならそれで十分事足りる。非常に便利なシステムである。(もっとも4チャプター購入すると一冊分の値段と変わらないので普通に全チャプターが含まれている一冊を買った方が得な値段設定になっている)



screenshot


それで『地球の歩き方』も早く同じシステムを導入していてほしいなあ……と思って、さらにAmazonで検索すると「分冊」という名で紙の書籍だったら一冊分を「タイ北部」とか「タイ東北部」等と分けた形で販売していた。

もしかしたら、まだ分冊にされていない国もあるのかもしれないが、まずはユーザーとして素直に喜びたい。